2011.02.09
台湾の政府は「医療サービスの国際化」を「6大新興産業」の重要発展項目として推進しており、国家10大重要サービス業の一つと位置づけています。
その目標は、台湾のハイレベルな医療、ハイテクノロジー、親切なサービスを、観光旅行業と結びつけて、医療産業の発展の新たな空間を開拓し、台湾の高付加価値テクノロジーサービス業を発展させていくというものです。
2013年には民間の投資額が10.5億元(約30億円)に達し、のべ1,686人に国際医療サービスを提供することが見込まれ、これにより28.4億元(約80億円)の台湾の国際医療産業価値が創出されると予測されています。
2006年、台湾の財団法人病院評価及び医療品質推進協会は、ISQua認証をクリアし、アジアで初めてこの評価制度をクリアした国家として認められました。アメリカ・カナダに続いて台湾はアジアで初めて、世界では4番目に医院評価制度を実施し、その医療品質は世界的に高い評価を受けています。
【台北駐日経済文化代表処 2011年2月8日】