S.M さん 中国文化大学

S.M さん 中国文化大学

2年生の授業では座学よりも実践の授業が多くありました。新聞系で発行している新聞「文化一周」を去年は配るだけでしたが、2年生では記事を書きました。私は校園線で学校内での問題やイベント事を記事にし、美食街や服務學習、国際関係、日本の高校生が文化大にきて交流したことなどを取り上げました。2年ではこの授業の他にも採訪寫作など複数のインタビューの授業があり、個人、グループ課題で色々な方にインタビューをしに行き、記事を書く、あるいはインタビューするところを撮影し、編集するというのもありました。全てが初めてのことで最初、記事は書いた原稿は教授が点検してくださいましたが、ほぼ直されて帰ってきました。ですが回数を重ねていくうちに直される箇所も減ってきて校園線グループのリーダーに前より書くの上手になったねと言われたのをよく覚えています。そして初めて文化一周に自分の記事が載った時はすごく嬉しかったです。他のインタビューや記事を書く授業では陽明山の近くにある湖山里などにいき、里長や住民にインタビューをしました。外国人はなかなか見かけないと聞いたのでこの授業を通して台湾について新しく知ることが多くありました。
 
一年生の時と大きく違うところは学校の国際活動に多く参加できたことです。去年の秋ごろに日本の高校が修学旅行として文化大学を訪れ、授業を見学して、その後に日本語学科の生徒が観光ガイドとして台湾の夜市などを案内するというものでした。私は高校生が新聞系の授業を見学した際に手伝ったり時々教授や高校生のの通訳も務めたりしました。この時のことも文化一周の記事にしました。今年の3月には台湾進学予備校の学生が文化大学を訪問してくださって、そこで私を含む3人の予備校卒業生が皆さんの前で台湾にきてからの体験や生活について発表しました。私は国際部長の挨拶の際に通訳も務めさせていただきました。緊張しましたが、最後までしっかりできたと思います。短い時間の中ではありましたが、実際に台湾で予備校の学生に台湾での体験を伝えることができてよかったです。もしまた参加する機会があれば、その時は以前よりも上手くできるようにがんばります。
 
それから、大手牽小手活動で台北の中学校に行き、日本の文化を紹介しました。台湾の中学生と交流もできて日本の文化に興味を持ってくれている人がたくさんいたことに嬉しく感じました。日本語学科の教授に文化一周のインタビューをしに行った際に、その方から日本と台湾の交流イベントのことについて教えていただいて、それからイベントがあるたびに私に教えて下さって参加できる時は参加していました。学科のインタビューの課題を通して国や学科を問わず、本当にたくさんの方にお会いして、イベントだったり、その地域についてだったり本当に多くのことを知りました。今回はたくさんの機会に恵まれて、そしてしっかり挑戦することができました。それが以前と大きく変わったところだと思います。
 
また7月の初めに世新大学の友人にラジオのゲストとして招待をしてもらって、先週放送されました。ちょうど2年生でラジオの授業も受けていたのですごく良い経験になりました。一年生の時よりは授業も聞き取れ教授や友達の話すスピードにもついていけるようになりましたが、2年生でもたくさんの人の力を借りました。学科の教授やクラスメートだけではなく、ルームメイト、別の学科の台湾の友達、また多くの出会いや機会にも恵まれました。おかげで単位も落とすことなく2年生を無事に終えられました。インタビューや文化一周の課題が多く大変でしたが、イベントにも参加できて充実した一年になりました。3年に上がってからは2年よりももっと実践が多くなり、華岡電視台や華岡廣播の制作が始まります。中国語もまだまだなので今から不安ではありますがこの夏休みに勉強して少しでも中国語のレベルをあげたいです。そして三年でもたくさんの活動に参加していろんな人と出会って、新しいことを知っていけたらと思います。

進学年度
2022年9月
所属学科
ジャーナリズム学科

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