大学に入って1年目は、授業でも友人間での雑談でも何を言っているのかが分からなくてずっと焦燥感に追われていました。夜に一人で泣いていたこともありましたが、他の国からの留学生の友人とお話したり、人の話を注意深く聞くようになったことで少しずつですが自身の中国語力(特に聽力)の成長を実感しています。1学期には報告のときに資料を集めたり記事を要約したりなど簡単なこともまともに出来ず、台湾人の友達にかなり迷惑をかけてしまって悔しい思いもしましたが、2学期からはその悔しさをバネに自ら率先して方針を決めたり、ポスターデザインをしたりなど、ようやくみんなのためになることを出来て嬉しかったです。
また、留学をすることで改めて自身の弱みを知ることができました。特に私の場合は積極的に校内活動に参加したり、話しかけに行くことが苦手で、1年生でそれをつくづく実感して悔しい思いをすることも多かったです。せっかくの台湾留学なので、2年目からはさらに自分を変えていくためにも勇気を出して頑張りたいと思っています。最近頑張っていることといえば、世新の合唱サークルに参加して、音楽を通じて先輩や他の学部の人たちと交流を広げていることです。6月の送舊の時には1年生全体をまとめるリーダーに選抜されたので、拙いながら場を取り纏め、選曲をし、先輩からの話を伝達したりしました。その時に友人と意見が衝突してしまったり、先輩に相談をして泣いたりしたのは苦いけれど今はとても良い思い出になっています。来年からはサークル全体の幹部に選抜されたので、新1年生をサポートしつつ、初めての台湾人の後輩にカッコいいところを見せられるように頑張りたいです。