居留証 | 台湾渡航前には駐日台北経済文化代表処(大使館に相当)でビザを取得しますが、渡航した後、大学への入学手続きを済ませた後も、内政部入出国及移民署にて長期居留証の申請をする必要があります。必要書類は申請書、入学通知書、写真、在学証明書、パスポート正本およびコピー、ビザコピー、学費支払い明細、住居への入居証明と印鑑、6ヶ月間の取引明細(口座残高が常に50万円以上)です。居留証は身分証明の役割を果たしますので、常に携帯し、有効期限は1年間です。 |
---|---|
保険 | 外国人留学生は、入学手続きの際に入国から最低6ヶ月間有効な保険証明(要駐日台北経済文化代表処の認証)が必要となります。渡航後、大学で加入することが可能です。(500元/月)居留満6ヶ月経過後は、自動的に全民健康保険に加入し、費用は学費と一緒に納付します。(年間約9千元≒4.5万円)治療費例:医院・歯科への通院1回150~200元、入院1日約1,000元/盲腸手術費例:1回約2,000元以内 |
携帯電話 | 台湾で主要な携帯電話会社は4社あり、中でも中華電信や台湾大哥大は利用者が最も多いです。現在は18歳からSIMカード携帯の申請ができるようになっており、一般的には学生証、居留証および保証金があれば、留学生でも単独で携帯電話の契約が可能です。尚、台湾の通信料は日本よりも割安です。 |
銀行 | 台湾の多くの銀行の営業時間は平日9時~15時半までです。口座を開くにはパスポート、居留証、印鑑が必要になります。 |
郵便局 | 営業時間は通常平日8:00~17:30で、主要局では週末営業している所もあります。未成年の口座開設でも法定代理人同意書は不要です。(推奨)ただし、日本からの外貨送金手続きがやや複雑です。 |
アルバイト | 外国人留学生が台湾でアルバイトをするには、許可証が必要となります。申請に必要なものは、申請書(学校の承認印も必要)、学生証コピー、 写真、パスポートコピー、居留証コピー、成績証明やその他審査に有利な書類です。尚、留学生は学期中、週20時間まで働くことができます。 |
教科書 | 中国語および英語(英語の占める割合は大学にもよりますが、おおよそ文系で50%、理系で90%) |
授業難易度 | 授業ペースが速く、渡航直後は語学力も不足しているため、予習・復習に相当の時間を要し、卒業までしっかりと学習する必要がある。 |
カリキュラム | 大学によっては英語で受講できるコースが多数あり、多くの学科で中国語と英語と専門分野のスキルや知識が同時に鍛えられる。 |
友達 | 日本人の友達ではなく、台湾や外国の友達をたくさん作り、互いに助け合いながら勉強しないと授業についていけない。 |
ソコン使用レベル | 宿題やレポートは全てパソコンを使って中国語入力で作成、パソコンは日常的に使いこなしている。(プログラミングも必修) |
サークル活動 | 日本のようにサークル活動は盛んであるが、台湾独特のサークルもある。(中国医学、太極拳等) |
グローバル化 | アジアを中心とした留学生との交流が頻繁に行われており、国際的な視野が身に付く。台湾から他国への留学も可。 |
遊興・娯楽 | 真面目な台湾人学生はほとんど飲酒・喫煙はせず、バーベキュー、ハイキング等のアウトドアやカラオケが多い。 |
人間関係 | いじめは無いが、互いに自分の意見はその場できちんと伝える習慣がある。しっかり意見を伝え合う姿勢が大切。 |
アルバイト | 許可証があれば1年次から可能で、日本語の家庭教師(要安全確認)が時給も高くお薦め。その他、日系企業等で働く事もできる。 |
寮生活 | 4人部屋が主流で、外国人や台湾人と共同生活をするため、語学や生活により早く慣れることができ、安全性も高い。 |
学食 | 1食100元(日本円で500円)前後で、和洋中が揃っている。 |
冷暖房 | 教室や寮に冷房は付いている(光熱費別の場合有)が、暖房は付いていないため、冬は肌寒い。 |
トイレ | ウォシュレットは無く、トイレットペーパーは備え付けられていない場所もある。 |
就職活動 | 4年生の途中、或いは卒業時まで就職活動はほとんどできないが、毎年現地で就職フェアや面接会を実施。(台湾人材ネット等) |
卒業後の進路 | 日本人の学生を採用するため、日系企業が多数台湾を訪れている。又、日本の給料の2倍以上支給する現地企業さえある。 |
大学分類 | 学校名に「大学」とあるものは原則、日本の総合大学に相当し、「科技大学」とあるものは日本で言う実業産業理工系の大学である。「管理学院」というのは文系、社会系の学部を有する大学であるが、台湾では学科数や敷地面積の広さで「大学」と区別している。同様に、「技術学院」というのは単科系の実業理工系大学であるが、こちらも学科数や敷地の広さで「科技大学」と区別しているため、総合大学の要素をもつ規模の小さめの大学という場合が多い。 |
---|---|
大学学制 | 台湾の高等教育は「四年」、「四技」、「二技」、「二専」、「五専」に分けられるが、大学の学位を取得できるのは一般的な学部生である「四年」と技職系学部生の「四技」である。更に、近年は「二専」や「五専」は少なくなって来ている。 |
教授言語 | 基本的には共通語(普通語、マンダリン、華語ともよばれる)で授業が行われるが、台湾で使用される漢字は繁体字(正漢字)である。また、英語で講義を行うカリキュラムも増えていて、All Englishコースを選択することもできる。 |
入学時期 | 通常9月が入学時期で、秋季(9月~)と春季(2月~)の2学期制である。特に大学院では春季に入学できる学校も多い。 |
学生寮 | 学生寮は通常大学構内か付近にあり、外国人や華僑生には優先的に入寮許可が与えられる。他の学生と共同生活をしなければならないため、どうしても1人部屋を希望する場合は学生向けのアパートを探すべきである。尚、学生寮は冬休みと夏休みは別料金で、別途申請が必要な場合が多く、二年目以降は抽選で入居できるかが決まることが多い。 |
休/退学 | 休学は多くの大学では最長で2年間まで復学が認められるが、休学の場合はビザの期限に注意が必要である。退学に関しては、現地学生は単位の2分の1を落とすと退学になるが、外国人留学生は3分の2や、2分の1を2回等、別途各大学で規定が設けられている。 |
外国人留学生 | 台湾の大学では、大学の国際化を図るべく外国人留学生を歓迎している。書類申請のみで入学できる大学も少なくなく、入学の可否は各学科で判断している。入学後は、現地学生と同じ権利を与えられるため、海外姉妹校への交換留学や、副専攻等も可能である。 |